マラソン

2020箱根駅伝復路は青山学院大学の独走?東海大学連覇の可能性も調査

 

2020第96回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路は、全5区間に出走した全てのランナーが安定した走りを魅せた青山学院大学が、これ迄の大会記録(5時間26分31秒)を5分以上縮める5時間21分16秒を叩き出して3年ぶりに往路優勝を飾りましたね。

 

今回2020年第96回箱根駅伝では、優勝候補の一角には挙げられていました青山学院大学です。

 

しかし、大砲不在と言われ、抜きんでる選手が居ない青山学院大学がどうして2位に1分30秒以上も離して独走の形で優勝できたのを探っていきますね。

 

 

又、2019年第95回箱根駅伝で優勝を飾り今回の箱根駅伝で2連覇を目指してる東海大学が如何に復路で追い上げる事が出来るのかという可能性を探っていきます。

 

2020第96回箱根駅伝復路は青山学院大学が独走する?

 

筆者は2020年第96回箱根駅伝往路の青山学院大学を観ていまして、往路優勝出来たのは以下の3ポイントが挙げられると感じました。

 

  1. 鈴木塁人主将(4年生)の人間力
  2. 𠮷田祐也選手(4年生)の継続力
  3. 竹石尚人選手(4年生)のサポート力

 

上記の選手は、いずれも青山学院大学の4年生です。実は、この4年生の世代は他大学では抜きんでいる力を持った選手が多いのです。

 

  • 東洋大学   相澤 晃選手
  • 東海大学   館澤亨次選手
  • 東海大学   鬼塚翔太選手
  • 國學院大学  浦野雄平選手
  • 國學院大学  土方英和選手
  • 東京国際大学 伊藤達彦選手

 

上記の選手は、ユニバーシアード大会で優勝したり、箱根駅伝の区間記録を持っていたり、全日本大会で優勝を飾っていたりしているどちらかと言えば華があるのです。

 

それに比べると青山学院大学という大学は確かに華やかですが、鈴木塁人選手・𠮷田佑也選手・竹石尚人選手は、今までの青山学院大学卒の華やかな選手達と比べると若干地味な選手かもしれませんね。

 

  1. 神野大地選手(セルソース)
  2. 一色恭志選手(GMOアスリーツ)
  3. 下田雄太選手(GMOアスリーツ)
  4. 田村和希選手(GMOアスリーツ)

 

 

上記の青山学院大卒の選手に比べると、少し小粒な様な気がします。又、前回2019年第95回箱根駅伝で5連覇を逃したことから現在の青山学院大学の4年生の結束が主将の鈴木塁人選手を中心に高まったと考えられます。

 

2020第96回箱根駅伝往路では、それが良い方向に向かったといえますね。

 

青山学院大学陸上競技部主将鈴木塁人選手(4年生)の人間力

 

今回の2020年第96回箱根駅伝の青山学院大学の戦い方を観ていますと、本当に駅伝というスポーツの魅力を再認識しました。

 

筆者が駅伝やマラソンに魅せられてるのはやはり人間の身体一つでするスポーツと感じるからです。どうしてそんな遠い距離を脚一つだけで行くのか?を考えてしまいますと、このスポーツの良さは分からないですね。

 

鈴木塁人主将も、今年度(2019~2020)は非常に悩んだと想像されますね。とある記事で、こんな事を鈴木塁人主将言ってます。

 

 

鈴木自身、1学年上の4年生たちが抜けた穴の大きさを実感していた。「去年はある種、能力のある先輩たちばかりだったんですけど、そういう方々が抜けたので、練習を一からしっかりやろうとチームの中でも話してました」と鈴木。それぞれの学年長がスタッフミーティングを重ねることで結束を深め、一次、二次と合宿に取り組む中でチームが一丸となっているのを感じている。鈴木は主将としてチームづくりに心を砕き、同期の竹石尚人(鶴崎工)や吉田祐也(東農大三)らが練習で引っ張っている

出典:https://4years.asahi.com/article/12718271

 

 

例年以上に、青山学院大学は鈴木塁人主将を中心に話し合いが持たれたんだと想像されますね。それが、今回2020年第96回箱根駅伝往路3区での鈴木塁人主将の粘りの走りに現れたんだと感じます。

 

 

青山学院大学𠮷田祐也選手(4年生)の継続力

 

青山学院大学𠮷田祐也選手は、実は部内で実力を認められながら11番目の選手といレッテルを外せずにいたのですね。

 

関東の大学の大学駅伝というのは、3つしか参加出来ず其々走られる人数は決まっているのです。

 

  • 出雲駅伝(45.1㎞)     6人
  • 全日本大学駅伝(106.8㎞)  8人
  • 箱根駅伝(217.1km)    10人

 

上記を見てもお分かりの通り、出走出来る選手は多くて箱根駅伝の10人です。

 

11番目の選手と言われていた吉田祐也選手が箱根駅伝に出る事は3年生迄なかったのです。𠮷田祐也選手が三大駅伝で出走出来たのは全日本大学駅伝5区(11.6㎞)だけなのです。

 

恐らく、青山学院大学陸上競技部原晋(すすむ)監督は、𠮷田祐也選手に対しては下記の3つの様に考えてたと想像されますね。

 

  • 練習はしっかり積んでいる
  • スピードはある
  • 距離に対して不安である

 

出雲駅伝・全日本大学駅伝に比べると箱根駅伝の各区間は明らかに倍くらいの距離があります。それ故、全日本大学駅伝では、𠮷田祐也選手を起用出来た原晋監督です。

 

しかし、距離の長い箱根駅伝では起用しなかったのです。今回の第96回箱根駅伝で、𠮷田祐也選手を起用したのは、恐らく𠮷田祐也選手自身が殻を破ったからだと想像されますね。

 

2020年第96回箱根駅伝往路4区を走り終え、区間新記録を出した青山学院大学𠮷田祐也選手は、日本TVのアナウンサーさんのインタビューに下記の様な答えをしてました。

 

いつも箱根駅伝に出れない11番目の選手でした。しかしそれに腐らず、それだけの実力しかないという現実に目を背けずに1年間練習に励んで来ました!!

 

青山学院大学竹石尚人選手(4年生)のサポート力

 

今回2020年第96回箱根駅伝で、青山学院大学4年生竹石尚人選手は補欠という登録にも入れずメンバー入りを逃していました。

 

これまでの箱根駅伝での青山学院大学竹石尚人選手の戦績を見てみましょう。

 

  • 2018年第94回大会箱根駅伝 5区山登り出走 区間5位
  • 2018年第95回大会箱根駅伝 5区山登り出走 区間13位
  • 2019年第96回大会箱根駅伝  出走なし

 

但し、実力が落ちたというよりは左脚の負傷が癒えず青山学院大学陸上部原晋監督にメンバーから外して貰う直訴をしました。

 

登録選手16人だけではなく、その16人をサポートする部員全員が戦う準備を整えた。前々回、前回と5区を走ったが、今回は左足痛のため、16人の登録メンバーから外れた竹石尚人(4年)は、往路では3区の鈴木塁人主将(4年)、復路では7区の中村友哉(4年)の給水係を務めることが決まった。「青学大の登録メンバーに選ばれた16人は全員、力がある。必ず快走してくれると思う。僕はサポートに徹します」と竹石は爽やかな笑みを見せながら話す。

出典:https://hochi.news/articles/20200101-OHT1T50101.html

 

 

筆者は、2020年第96回箱根駅伝往路3区で青山学院大学竹石尚人選手が鈴木塁人主将に給水していた場面を見て、コレは青山学院大学往路は勝つし、総合優勝も見えて来た気がしました。

 

明日の復路でも、青山学院大学竹石尚人選手は7区の選手に給水をします。どの様な状況で給水になるのかによって青山学院大学が総合優勝か否かが分かりますね。

 

2020年第96回箱根駅伝復路のポイントは?

 

ズバリ、2020年第96回箱根駅伝復路のポイントは山下りの6区と追いつく為の最後の砦になる8区だと想像されます。

 

ココで第95回大会箱根駅伝の1位と2位の復路の差とゴールした時のタイム差を見てみましょう。

 

  • 総合優勝 東海大学   往路終了時点2位
  • 総合2位 青山学院大学 往路終了時点6位 タイム差 4分14秒(東海大学まで)
  • ゴール地点 総合優勝東海大学と総合2位青山学院大学のタイム差 3分41秒

 

上記を見てみますと、総合2位だった青山学院大学は2019年第95回大会で復路優勝したにもかかわらず、総合優勝の東海大学に33秒しか詰めれてないですね。

 

今回2020年第96回箱根駅伝往路終了時点

 

  • 往路優勝 青山学院大学  5時間21分16秒
  • 往路4位 東海大学    5時間24分38秒  タイム差 3分22秒

 

学生駅伝で3分前後タイム差が有るという事は、約1㎞は離れてるという事になります。余程直線距離で遠くを見通せる場所でしか首位を走ってる選手は、見えない位置になります。そうすると、首位で走っている大学の選手が益々有利に働きます。

 

首位を走る大学がどうして有利なのか?ポイントは以下の3つですね。

 

  1. 首位を走る大学の選手は、落ち着いて自分の実力通りのイーブンペース(安定ペース)で走れる
  2. 追う大学の選手は、追いつこうと焦り自分の実力以上のペースで走ろうとする
  3. 上記の2点をかんがみて、首位の大学の選手は後半上げていける、追う大学の選手は後半下がって来る

 

よって区間の最初は首位の大学の選手と追う大学の選手はタイム差は縮まるが、結局区間終盤は思ったよりも差が開いたりするのです。

 

よって首位を走っている大学の選手が圧倒的に有利なのですね。

 

復路7区以降で、この3分以上の差を縮める事は不可能に近いと感じます。よって、復路のポイントは6区で首位の大学と2位の大学のタイム差を1分以内に縮めるしかないと感じますね。

 

ポイントは山下り6区です。そこで全てが決まります!!

 

 

2020第96回箱根駅伝復路9区速報!!

 

1位の青山学院大学の神林勇太選手(3年生)が権太坂差し掛かっていますね。2位の東海大学の松尾淳之介選手(4年生)を2分近く離しています。

 

2020年箱根駅伝復路最終10区に入りましたね。1位青山学院大学が2位東海大学に3分45秒差をつけました。流石の青山学院大学さんですね。

 

 

祝!青山学院大学2020年第96回箱根駅伝総合優勝!!

 

2020年第96回東京箱根間駅伝競走で、見事に青山学院大学が区間新記録10時間45分23秒で総合優勝を飾りましたね。流石です。

 

 

2020箱根駅伝復路で東海大学は巻き返せるの?

 

現時点(2020.1.2.20時30分)で、2020年第96回箱根駅伝の復路エントリー発表されている選手で判断させて頂きますと、限りなく東海大学の総合優勝は厳しく成って来ました。

 

下記の様に。東海大学陸上競技部両角速監督も少し諦めムードですね。

 

前回大会優勝の東海大は、5時間24分38秒で往路4位だった。首位の青学大とは3分22秒差で、両角速監督は「タイム差を考えると厳しい。青学さんが走りすぎた。仕切り直したい」と、冷静に語った。

出典:https://hochi.news/articles/20200102-OHT1T50081.html

 

ポイントは山下り6区です。そこで全てが決まります!!

 

2020年第96回箱根駅伝復路6区で、やはり東海大学も仕掛けて来ましたね。当日エントリー変更で東海大学陸上競技部駅伝チーム主将館澤亨次選手を起用してきました。

 

東海大学陸上競技部駅伝チーム両角速監督も、やはり6区がポイントだと睨んだんだと想像されます。

おわりに

 

まとめ

お読み頂き誠にありがとうございました。

青山学院大学さん2020年第96回箱根駅伝往路優勝おめでとうございます。

今回2020年第96回箱根駅伝は本当に高速レースでしたね。

復路もどうなるのか?本当に今からワクワクします。

明日(2020.1.3)のAM8時00分が今から待ち遠しいですね。

ABOUT ME
h.hatanaka
ランニング特にマラソンの事を詳しく知っているcaptainです。野球も高校までしていましたので技術的な事も結構知っていますし、NPBの選手情報も詳しいです。